以前は、飲食業界を中心に仕事をしていましたが、ワークライフバランスを考えて、転職を決意。いろいろな業種を検討するなかで、偶然三国鋼業に出会いました。生産現場での仕事はほとんど未経験に等しく、不安も大きかったのですが、電子部品に関わる製造を行っている将来性と、手に職を付けられることに惹かれ、入社を決めました。飲食業界で培ってきたスキルを活かせる職場ではなかったので、とにかくゼロから学び直そうという思いで、仕事をスタートさせたことを覚えていますね。

製造ラインのオペレーター助手と、製品の検査・検品・梱包を担当しています。今でこそ、仕事の流れや現場で求められることを把握できるようになりましたが、入社当初は、わからないことばかり。一日でも早く仕事で成果をあげられるようにと、とにかく周囲の先輩たちに相談をしながら、仕事を進めていましたね。
また、こちらが何かに困っていると、すかさず声掛けをしてくださる方々ばかりで、何の遠慮もなく質問できる雰囲気だったことも助かりました。入社から3年が過ぎ、今もまだ勉強中の身ですが、そうした環境のなかで成長し、徐々に仕事でも手応えを感じられるようになりました。

何かと気にかけてくださる先輩が多い印象です。仕事のことはもちろんですが、それ以外についても気兼ねなく話せる方々ばかりです。また、社長が現場などに来られる機会も多く、そのときに日頃から思っていることや悩みなどをご相談することもあります。しっかりと意見を受け止めてくださり、立場に関係なくコミュニケーションが取れる、こうした信頼関係があるからこそ、本来であれば言い出しにくいことも素直に相談できるようになりました。社長が率先してこのような対応をしているため、社内全体にも風通しの良い雰囲気が広がっていくのだと感じています。

やはり、一人前のオペレーターになることです。鋼材の種類によって、装置に付ける刃の角度や深さが異なるなど、まだまだ覚えることはたくさんあります。幸いなことに、社内には先輩から直接教わる機会が多いので、その時間を大切にしながらもっともっと成長できるようにがんばっていきます。また、普段の暮らしのなかで、スマートフォンや電池など、私たちの仕事が社会で息づいていることを目にするのが、働く喜びにつながっています。大きな目標としては、私の成果が社会に貢献できていると実感できる、そのような仕事をこれからもさらに増やしていきたいですね。